昨年のアラガンインプラント撤収で、乳房再建への道が少し閉ざされてしまったようで、何だか切なくて心に穴が空いてるような感覚だった。
そんな中でのコロナ。
患者会はどうしていくべきか、患者さんとどう向き合っていくのか。。。
なかなか纏まらず考えてばかりだった。
ある日、ご高齢のご婦人が大喜びで胸を見せてくれた。
全摘から一年、絶望していたけど、こんなにきれいに作ってもらった!!
歳をとって誰にも見せないのに何のために?
と家族は言ったけど、誰のためでもない、自分のためなんだ!とおっしゃってた。
そうだ。
私たちは乳がんになり悲しんでいる人に希望の光を灯したいと心に決めて患者会を発足したんだ。
その人の笑顔をみて初心に戻った気がした。
12月11日18時半より名古屋にて、乳房再建に関する講演会を開催します。
詳細は後日。
お写真はご本人の許可を得て掲載しています。
右乳房全摘からの二次一期再建。
及び左乳房吊り上げ術。